浦和のスピーディキックが年内引退 3連覇懸かる東京シンデレラマイルがラストラン
埼玉県浦和競馬組合は3日、2021年のJpnⅢエーデルワイス賞(門別)、翌22年の南関東牝馬2冠を制したスピーディキック(浦和・藤原智、牝5)が30日の東京シンデレラマイル(大井、SⅢ、ダート1600メートル)を最後に引退すると発表した。来年1月10日に浦和競馬場で引退セレモニーを実施する。3日時点で通算25戦10勝(うち中央3戦0勝)、重賞は9勝。引退後は繁殖生活に入る予定で、繋養先は調整中。 同馬は21年から3年連続でNARグランプリの世代最優秀牝馬を受賞したほか、23、24年にはフェブラリーSにも出走(6、13着)するなど、地方を代表する牝馬として名をはせた。ラストランで同レース3連覇の金字塔を打ち立て、有終の美を飾れるか注目される。