遊行寺で開山700年初のライトアップ 一遍上人が開いた時宗の総本山 神奈川・藤沢
「踊り念仏」で知られる一遍上人が開いた時宗の総本山「遊行寺(ゆぎょうじ)」(神奈川県藤沢市西富)は、12月7~22日の間、国の登録有形文化財の本堂や、藤沢市の指定天然記念物でもある大イチョウなどをライトアップする。本堂のライトアップは開山以来初めてという。 【写真】遊行寺の大イチョウ 遊行寺は、「藤沢山 無量光院 清浄光寺」が正式な寺名。古くから藤沢は、遊行寺の門前町として栄え、宿場となり、さらに発展したとされる。 ライトアップは期間中の毎日午後4時半~同8時の間に実施。遊行寺の境内や大書院、中廊下などで、壮大な本堂と大イチョウのライトアップで荘厳な雰囲気を演出する。また大書院、中廊下では市内の藤嶺藤沢の中学高校の生徒と、湘南工科大学総合デザイン科の学生らが共同製作した作品「光を結ぶ、光を掬う、光を聴く」を展示する。 詳しくは同寺(0466・22・2063)へ。