ゴミ箱に捨てるのは忍びない!「財布やお守り」「旅先で買った雑貨」などの手放し方
お守りやお財布、旅先で買ったお土産品などを、処分したいけどなかなか捨てられない人は少なくないようです。思い出にまつわるものは、ものと思いを上手に切り離して手放していきましょう。今回は、「手帳や日記」「財布やお守り」「旅先で買った雑貨」「映画のパンフレット」の手放し方をご紹介します! 【画像を見る】ひと手間かけて捨てると安心!「財布」の手放し方 ■アイテム別に紹介! 思い出品の手放し方 教えてくれたのは▷ミニマリスト、イラストレーター おふみさん 暮らしをコンパクトにして身軽になったら、人生が加速したような感覚に。著書に『おふみさんの捨てログ』(文響社)ほか多数。YouTubeおふみチャンネル「ミニマリストライフは楽し。」も人気。 ■手帳や日記 手帳や日記を手放しづらいのは、自分の過去のがんばりや経験を手放すのがさみしいからかも。ものは手放しつつ、過去のさまざまな記憶を心にとどめておきましょう。 おふみさん流手放し方 ⇒情報ページだけ写真に撮ってデータで残し、あとは処分 年賀状と同じく、残すのは直近1年分だけ。メモの箇所に必要な情報があれば、写真を撮ってデータを残し、現物は処分します。 ■財布やお守り 財布もお守りも基本は可燃ゴミですが、ポイッとゴミ箱に捨てるのは忍びないもの。お守りはもちろん、財布供養をしてくれる神社やお寺もあるので、近隣で探してみては? おふみさん流手放し方 ⇒白い紙に包んでから処分 風水では、財布は白い紙に包んでから捨てるとよいそう。ほかのゴミと区別でき、納得感を持って、安心して処分できます。 ■旅先で買った雑貨やTシャツ 旅行は非日常ということもあって、つい「その土地でしか買えないもの」を買いがち。あとで処分に困ることも多いので、旅先では「買う」より「体験」を重視しましょう。 おふみさん流手放し方 ⇒一緒に写真を撮って、現物は処分 処分する前に、着たり持ったり飾ったりして、ものとの記念撮影をします。記念写真が残ると、捨てやすい気がします。 ■映画のパンフレット 映画や演劇のパンフレットのほか、イベント等の冊子などは、本のように図書館で借りることができません。データで残すと省スペースで、検索性も上がって便利です。 おふみさん流手放し方 ⇒データで保存 映画をよく見に行き、パンフレットもよく買うのでたまります。基本はスキャンしてデータ化。各フォルダを作って保存しています。 【おふみさんのおすすめサービス】 デンシカーナ データ化サービスの「デンシカーナ」は、書類や本や冊子を重ね、厚さを測って送るだけで手軽。基本料金も1mm=¥11というシンプルな設定。 電シカ君 厚めの本の場合は「電シカ君」がおすすめ。 ■実家は物置じゃありません! 「思い出品は全部実家に置いてあり、実家が倉庫代わり」という人もいますが、「実家に死蔵品をためないのも親孝行」とおふみさん。「私の場合、実家に5日滞在するなら目安として5カ所分の思い出品を見直し、持ち帰るか処分をしています」 * * * データにしてミニマム化して残すことで、ものと思いを切り離しやすくなりますね! 自分の家の「思い出の品」が片づいてきたら、実家にも目を向けて整理していきましょう! イラスト/おふみ 編集協力/宇野津暢子 文=徳永陽子