SB補強ポイントのドルトムント、昨季ジローナ躍進支えた両翼に関心か
ドルトムントが、昨シーズンのジローナの大躍進を支えた両サイドバックの獲得に動いている。ドイツ『スカイ』が報じている。 昨シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝チームのドルトムントだが、シーズンを通してはサイドバックの問題が顕著だった。ノルウェー代表DFユリアン・リエルソンは両サイドで安定したパフォーマンスを披露したが、それ以外は負傷などもあり期待外れのパフォーマンスに。また、今年1月にチェルシーからレンタル移籍で加入したオランダ代表DFイアン・マートセンは今夏の買い取りを目指したが、アストン・ビラに引き抜かれた。 ヌリ・シャヒン新監督を迎え、各ポジションのテコ入れを図る中、サイドバックではブラジル代表DFヤン・コウト(22)、スペイン代表DFミゲル・グティエレス(23)の2選手を補強候補に挙げている。 ウイングもこなす攻撃的な右サイドバックのコウトに関しては選手サイドとすでに交渉を行っており、選手本人はジグナル・イドゥナ・パルク行きに前向きな姿勢を示しているという。ただ、保有元のマンチェスター・シティとの交渉が必要となり、クラブは2000万~2500万ユーロ(約34億4000万~43億円)程度の金額での獲得を目指しているようだ。 一方、左サイドバックのターゲットとなるグティエレスは豊富な運動量とアスリート能力に加え、ウイングやインテリオールの役割もこなせる多才なプレースタイルの持ち主だ。コウト以上の人気株は買い戻し条項を有するレアル・マドリーが主導権を握っており、現時点ではより困難なオペレーションとなる。 報道によると、同選手に関しては個人間、クラブ間の双方で具体的な動きには発展しておらず、他の候補と並行しながらチャンスを窺う形となる。
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