小池百合子氏「キーワードは『首都防衛』」 3選へ第一声 都知事選
20日告示された東京都知事選には、過去最多となる56人が立候補を届け出た。多くの候補者は初日から夏空の街頭に繰り出し、山積する都政の課題に対する政策を訴えた。1150万人あまりの有権者は、首都・東京のかじ取り役を誰に託すのか。7月7日の投開票に向けて、17日間の舌戦が幕を開けた。【西本紗保美、安藤いく子、斎藤文太郎】 【写真特集】東京都知事選 告示日の様子 現職の小池百合子氏(71)は新宿区の選挙事務所で出発式に臨んだ。新型コロナウイルス対策に取り組み、東京オリンピック・パラリンピックを開催した2期8年の実績をアピールし「コロナ禍から脱出できるように専門家と歩みを進めてきた」と振り返った。3選に向け「世界一の都市・東京を確立する。キーワードは『首都防衛』。都民の命と暮らしを守り、経済を発展させていく」と決意を述べた。