【現役ドラフト】中日が楽天の伊藤茉央を獲得 中日・石垣雅海はロッテへ「結果で恩返しできなかったことが心残り」
出場機会の少ない選手の移籍活性化を目指す「現役ドラフト」が9日、開催され、中日は楽天から伊藤茉央投手を獲得。中日の石垣雅海内野手がロッテに移籍する。 【現役ドラフト】移籍選手一覧 8年目の石垣は今季、9試合の出場で打率2割(10打数2安打)。高校通算37本塁打のパンチ力を持ちながらも、プロでは8年間で4本塁打。複数の内野ポジションを守れる守備力を兼ね備えるが、今季のスタメン出場は8月12日のヤクルト戦(神宮)の1試合だった。 石垣は球団を通して、「高卒18歳で入団させていただき、とても緊張していたのを昨日ように覚えています。8年間育てていただいた球団、ファンの皆様には本当に感謝しています。ファンの方に応援していただいたことが、一番の励みでした。結果で恩返しできなかったことが心残りです。入団した頃の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。たくさんのご声援をありがとうございました」とコメントした。 2年目の楽天・伊藤はここまで中継ぎとして31試合に登板して1勝、防御率4・23。今季は6試合の登板で防御率7・94と苦しんだが、平均球速145キロの高速シンカーを武器に、ブルペンの一角として期待がかかる。
報知新聞社