佐々木朗希の代理人、ドジャースとの「密約説」を完全否定…他球団ささやく噂「高潔性を侮辱」「スポーツマンシップに欠ける」
ロッテからメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の代理人、ワッサーマン事務所のジュエル・ウルフ氏が、業界で噂されるドジャースとの「密約説」に反論した。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は20日、ウルフ氏が「私をよく知っているメジャーの幹部の多くが、自分が悪質な『密約』に加担しているようにほのめかしている。私の高潔性を侮辱している。スポーツマンシップにかける」と怒りを示し、噂を完全に否定したことを伝えた。 ◆大谷翔平&真美子さん、あっ!デコピン逃げた【写真複数】 佐々木のメジャー移籍を巡っては、米メディアの多くがドジャース有力と報道。米大手の敏腕記者の一人が「30球団の幹部はドジャースに行くと思っている」と伝えるなど、業界内でドジャースとの「密約」があるのではと囁かれている。23歳の佐々木はメジャーの規定で「25歳ルール」が適用され、各球団は1年ごとに割り当てられる国際ボーナスプール金の中からしか契約金や年俸を捻出できない。今年12月15日までの契約で使えるプール金は、ドジャースがメジャーで一番多く残している。それも「密約説」に拍車をかけた。 しかし、前日に大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが佐々木の契約が2025年の1月15日以降になる見通しを語った。今年度はドジャースが一番多くプール金を担保しているが、来年度になれば、各球団の金額はリセットされ、ドジャースのプール金は30球団で最も低いレベルの金額となる。これにより、全30球団が金額上は佐々木獲得に参戦できることになる。佐々木はどの球団と契約するのか。「狂騒曲」は過熱の一途だ。
中日スポーツ