たった3工程で作れる最強の「いちご大福」レシピとは? 考案したキッコーマンに詳しく教えてもらった #食楽web #いちご大福
本みりん+水を2度レンチンするだけでアラ不思議!
作り方の(1)にあたる「いちごのへたを取り、半量のつぶあんで包む」は想像できると思うので、ここでは割愛しますが、ちょっとイメージしにくいのが(2)からの工程。カチカチの切り餅ですが、本みりんと水を混ぜてレンチンするだけで、そんなにすぐ柔らかくなるものなのでしょうか? 実際にその工程を見せてもらいました。
なんと、あれだけカチカチだった切り餅が本みりん、水を加えてレンチンするだけで一気に柔らかくなりました。1度目と2度目のレンチンの間に、スプーンでお餅を伸ばす必要はありますが、たったこれだけ。誰でもすぐにできると思いました。
柔らかくなったお餅で、いちご+つぶあんを包んで完成!
お餅が柔らかくなったところで、次にお餅がなめらかになるまでスプーンで混ぜ、片栗粉を適宜ふったバットに乗せた後、半分に分けます。そして、これがいちご大福の生地となり、あとは包むだけだと言います。
いちご大福完成!
本みりんがあればムラなくお餅に優しい甘み
いちご大福には、頭の部分にいちごが出ているものなどもありますが、ここでのレシピはお餅でつぶあんといちごを丸っと包み込んだもの。この大福を包丁でカットして出てくるいちごがなんともかわいらしく、テンションが上がりました。 また、入手しにくい具材はなく、工程も超簡単です。このレシピの秘密について、白根さんにさらに聞きました。 「砂糖と水を混ぜて作る方法もあるのですが、どうしても砂糖だと溶かす必要があります。また、お好みではありますが、甘みも強くなります。そこで、砂糖の代わりに液体の本みりんを使えば液なじみが良く、まんべんなくお餅に練り込めます。そして、砂糖よりも甘みが優しいので、素材の美味しさを強く感じていただけるとも思います 『つぶあんといちごを包み込む』ものであれば、比較的小さめのいちご、不揃いのいちごでも作れますので、具材の入手のしやすさも利点ですね。どなたでも楽しく簡単に作ることができるいちご大福。本みりんを使ってぜひ作っていただければ嬉しいです」(白根さん)