テニス=WTAファイナル、初出場22歳の鄭が4強 11年以降で最年少
[リヤド 6日 ロイター] - 女子テニスのツアー今季最終戦、WTAファイナルは6日、サウジアラビアのリヤドで1次リーグを行い、第7シードで大会初出場の鄭欽文(中国)が準決勝進出を決めた。 第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦した鄭は6─1、6─1で圧勝。22歳の鄭は2011年のペトラ・クビトバ(チェコ)以降では最年少、中国勢としては李娜に続く史上2人目の4強入りとなった。 12本のサービスエースを決めた鄭は「今年最高のパフォーマンスの一つ。ファーストサーブの成功率が本当に良かった」とコメント。ファーストサーブのポイント獲得率は77%を記録した。 ベラルーシ出身で年間世界ランキング1位が確定しているアリーナ・サバレンカは、第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に4─6、6─3、1─6で敗れた。サバレンカが24年に2敗以上喫した相手はルバキナ、イガ・シフィオンテク(ポーランド)の2選手のみ。 なお、サバレンカは2試合を終えた時点で準決勝進出が確定していた。