HPPオープン

錦織圭(画像はジャパンオープン)[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのHPPオープン（フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー）は6日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク132位の錦織圭が予選勝者で同384位のN・アルバレス バロナ（スペイン）を6-4, 6-2のストレートで下し、チャレンジャー大会で2週連続の初戦突破を果たした。試合後に錦織は「良いプレーができています」と語っている。 【動画】錦織圭が1回戦で見せた鋭いバックハンドウィナー 34歳で元世界ランク4位の錦織は前週のスロバキア・オープン 2024（スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー）で3試合に勝利し、昨年6月のカリビアン・オープン（プエルトリコ/パルマス・デル・マル、ハード、ATPチャレンジャー）以来、約1年5ヵ月ぶりに公式戦でベスト4に進出し、今大会に臨んだ。 1回戦、錦織は第1セット第5ゲームで先にブレークし先行。第8ゲームではブレークポイントを握られた段階でダブルフォルトを犯し追いつかれるも、第9ゲームでこのセット2度目のブレークに成功して第1セットを先取する。 第2セットでは主導権を握ると、第3・第7ゲームでブレークを奪い勝利した。 大会公式インスタグラムには試合直後の錦織のコメントが掲載されている。 「彼（アルバレス バロナ）は本当に良いサーブを打っていたから簡単な試合ではなかったです。このコートのこのサーフェスでは初めての試合だったから、もちろん簡単ではなかったですが、2セットで終えることができました。良いプレーができているので、どの試合でも、どのポイントでも集中し、今週はとにかく楽しもうと思っています」 勝利した錦織は、2回戦で第7シードのJ・キム（スイス）と対戦する。キムは1回戦で予選勝者で世界ランク232位のA・シェルバイ（ヨルダン）を下しての勝ち上がり。