トップスとボトムスは各3枚で充分!朝から夜まで「自分らしく暮らす」ためのアイデア3つ
「定番、基本、法則、流行……。なんとなく選んでいるものを、自分仕様にすることで、“暮らしの快適度”はまだまだ上がるはず」そう語るのが、イラストレーターでミニマリストの おふみ さん。 【画像7枚】1シーズン10着前後で飽きないコーデ術を画像で見る。着ないけれどどうしても手放せないライブTシャツの残し方も! このシリーズでは、おふみさんの新刊『暮らしを見直す10分間』(大和書房)から、毎回3つのアイデアをピックアップ。最終回のテーマは「自分らしく暮らす」。毎日にゆとりを生み出し、快適な暮らしをつくるアイデアをご紹介します。
「飽きない少数精鋭コーデ」
こんにちは、イラストレーター・整理収納アドバイザーのおふみです。 以前は服は多ければ多いほど選択肢が増えて豊かだと思っていて、100着以上の服を持っていましたが、予算の限度もあるのでどこか妥協しているところがありました。また、数が多すぎて服を探すのもストレスでした。 そういったことから、少数精鋭のコーディネートにしようと考え、今では1シーズン10着前後あればほどよいことに気づきました。冬はアウターが増えるので12着ほど、夏はアウター不要のため8着ほどで、だいたい10着前後を指標にしています。 10着の内訳は、大まかにトップス3、ボトムス3、ショートのアウター1、ロングのアウター1、ワンピース1~2着という感じです。 洗濯も我が家の場合は週2回洗濯で、洗濯までの期間に2~3日出かけるペースなので3コーデあれば次の洗濯に間に合います。必要なコーディネートの数は洗濯の頻度や生活スタイルによっても変わってくると思います。 コーディネートは基本コーデを3つ考えます。3つだけだと飽きてくるので、仮にブルーのトップスと黒のワイドパンツが基本コーデなら、ボトムス違いも準備するなどで、3つそれぞれにサブコーデも用意します。 色はどの組み合わせにしても合うように選んでいるので、結果的に9パターンのコーデができ、飽きずに楽しめています。
「思い出のものは〈飾る〉〈使う〉」
数年来推していた舞台が終わりを迎え、推し活を卒業しました。 千秋楽に着ていった服も、リングライトも、もう二度と使うことがなくてもずっと持っていたいと思いました。写真ではなく物理でリングライトに指を通しながら涙を流し、推した日々を思い出したいと思ったのです。 使わないものだけど、これだけは思い出ボックスに入れて、あるいは部屋に飾ってでも、観賞用として残したい。過去のことにするには何年何十年とかかり、下手すると一生整理がつかない思い出の品もあるのだと思いました。 千秋楽で着たライブTシャツは、クローゼットの一番手前、最も目につく場所に吊るしておくことにしました。着替えのたびに視界に入ります。 ものとしてはもう着ない、本来なら不要なものです。でも棺桶に入れてほしいくらい大事に思うものだから、手放そうと思う日が来るまでは観賞用として残すことにしました。 みなさんにとって残したい思い出の品はありますか? 思い出の品のさりげない飾り方を考えてみたいと思います。 器ならもの入れとして使ってもいいですし、ポスターやブロマイドならクローゼットの扉の内側に貼って、扉を開けるたびに鑑賞してもいいかもしれません。ある程度収納スペースをちゃんととることも大切。 家全体で収納バランスがとれればそれでいいと思います。奥にしまい込まずに飾ったり使ったりできると理想的です。 たまには後ろを振り向きながら元気に生きていきたいですね。