グローバル投資家、米国株への配分比率が過去最高=BofA調査
[ロンドン 17日 ロイター] - 12月のBofAグローバルファンドマネジャー調査によると、米国株への配分比率が過去最高に達した。米国の成長に対する楽観論、トランプ次期米大統領の減税と規制緩和への期待、迫りくる米利下げが背景だ。 半面、キャッシュへの配分比率は少なくとも2021年4月以来の低水準、コモディティー(商品)への配分比率は17年6月以来の低水準だった。また、欧州株に対しては22年10月以来最大のアンダーウエートとなっている。 これはユーロ圏ソブリン債危機時の12年6月以来、投資家がユーロ圏に対して米国株を最もオーバーウエートにしていることを意味する。 また、25年の最大の弱気リスクに貿易戦争を挙げた回答割合が39%となった一方、最大の強気リスクに中国の成長を挙げた回答は40%となった。