秋の日差しによる“目の日焼け”に要注意 白内障のリスクも… 厳しい暑さ続く9月
日テレNEWS NNN
13日、東京では10日連続の真夏日となりました。一方、天気が急変し、強い雨に見舞われた地域もありました。不安定な天気の中、9月も続く“強い日差し”。今、注意が必要なのが、秋の日差しによる「目の日焼け」ともいわれる不調です。 ◇ 13日も…天気が急変。 記者(群馬・渋川市 午後3時ごろ) 「水しぶきで前方が見えづらいです」 日本列島は“ゲリラ雷雨”に見舞われました。ただ、わずか数分前までは、青空も垣間見える天気に。 ◇ 酷暑の夏が過ぎたと思いきや… 街の人 「日陰じゃないと生きていけない」 「外出た瞬間が一番まぶしい」 照りつける強い日差しが、悩みの種となる人たち。 13日の東京都心の最高気温は33.9℃。福岡県太宰府は最高気温37.1℃と、今年55日目となる35℃以上の猛暑日に。全国69地点で猛暑日を記録するなど、まだまだ厳しい暑さが続いています。
そんな中、街で聞かれたのは“目の不調”です。 街の人 「建物から出たときに目が開かない」 街の人 「昨日とか暑かったから。外出ていたので結構、目をやられている」
大手メガネチェーンでは、紫外線を浴びると色がつき、サングラスの役割を果たすレンズの売り上げが、前年比1.4倍になっているといいます。さらに…サングラスを購入する人も。 お客さん(JINS 渋谷店 東京・渋谷区) 「サングラスを買おうということで、これで(今年)2本目」 お客さん 「僕も今年1本買いました。2本か! 計2本買いました。それで今4本持ち」 JINS広報 舘林和哉さん 「9月に入ってからも、非常にサングラスをお買い求めになる方が多い」 9月に入ってからも、例年以上の売り上げだということです。
終わりの見えない“強い日差し”の影響からか、この日は都内の眼科にも、目の不調を訴える患者が… 患者(だんのうえ眼科 熊野前院 東京・荒川区) 「目がヒリヒリして、普段よりかすむ感じ。週末に外にいる時間が長かった」 だんのうえ眼科 檀之上和彦理事長 「紫外線による影響がある。“目の日焼け”というような表現がいいのかもしれません」 この“目の日焼け”。注意すべきなのは実は、今の時期だというのです。 だんのうえ眼科 檀之上和彦理事長 「秋だからこそ、紫外線に注意することが大事」 原因は、真夏と比べたときの太陽の位置の変化です。