＜欧州選手権　ポルトガル・スロベニア＞試合後、C・ロナウド（手前）と熱い抱擁を交わすポルトガル代表GKディオゴ・コスタ（ロイター）

　◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦　ポルトガル0―0（3―0）スロベニア（2024年7月1日　フランクフルト） 　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会決勝トーナメント1回戦は1日、ポルトガル（F組1位）がスロベニア（C組3位）に勝利。0―0のまま延長戦でも決着つかず。今大会初のPK戦にまでもつれた激闘を制し、2大会ぶりの8強進出。GKディオゴ・コスタ（ポルト）がPK戦で3人連続阻止するなど神がかり的なセーブを連発し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選出された 　ディオゴ・コスタは試合後「（C・ロナウドの最初のPK失敗後）我々は全員、信じ続ける必要があると感じた。とても満足している」とコメント。1度目は失敗するもPK戦では見事に成功した“リベンジ”したC・ロナウドを称えた。 　MOMに選出されたことには「これはおそらく私の人生で最高の試合です。やるべきことをすることに集中しました。自分の直感に従いました。もちろんPKキッカーを分析しましたが、選手は変化しシュートの仕方も変わります。チームに貢献できたことをとても嬉しく、とても興奮しています」と喜びを爆発。 　延長後半にチームの危機を救ったスーパーセーブについては「シェシュコと1対1の場面になったとき、俺がやらなきゃと思った。彼の体の動きを呼んでチームを助けることができた」と話した。