神戸・吉田監督「みんなでシャーレ持って帰ってこられた」2年連続優勝監督賞に舌好調「賞金は僕が」
Jリーグは10日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開催し、J1神戸で13ゴール、7アシストと活躍して2連覇に貢献したFW武藤嘉紀(32)が最優秀選手賞(MVP)に初めて選ばれた。神戸からのMVPは2人目。ベストイレブンには神戸から武藤と昨季MVPのFW大迫勇也(34)、DFトゥーレル(25)と最多の3人が選ばれた。 史上6クラブ目となるJ1連覇を達成し、表彰式の壇上に帰ってきた神戸の選手たち。吉田孝行監督(47)は「この場にチームみんなでシャーレを持って帰ってこられたこと、これが一番うれしい」と喜びを語った。 自身は2年連続での優勝監督賞を受賞。「この賞はヴィッセル神戸に関わるみんなで取った賞です」とクラブスタッフやファン、サポーターへの感謝の思いを伝えつつ、「賞金は僕がいただきます」とニヤリ。場内の笑いを誘っていた。 来季は史上2クラブ目となるリーグ3連覇、そして初のACLE優勝を目指すシーズンとなる。吉田監督は「指導者としてこれで満足せず、謙虚に、向上心をもって来シーズンも頑張っていきます!」と力強く宣言。黄金時代を迎えようとするチームのさらなる躍進を誓っていた。