A=アーノルド狙うレアル、アンチェロッティ「市場のことについて私は話せない」「オルモの登録問題?私は全クラブと全ルールに敬意を払う」
レアル・マドリードは3日にラ・リーガ第12節延期分、敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、先にルベン・バラハ監督を解任し、カルロス・コルベラン監督を招聘したバレンシアへの警戒感を表している。 「今年、私たちは大きな期待を持って新たな挑戦をスタートさせる。バレシアはいつも苦労してきた相手だが、監督を交代したばかりで、また厳しい試合を強いられることになるだろう」 「私たちは新年を良い形で始めたいし、だからこそこの試合は挑戦になる。休みはうまく機能した。全選手が良い状態で、モチベーションにあふれて戻ってきたからね」 「バレンシアは監督を代えたが、それは彼らの選手たちにとって特別なモチベーションになるだろう。私はバラハが素晴らしい仕事をしていたと思っている。そして新たな監督が新たなプレーアイデアとともに、厳しい試合を強いてくるはずだ。スタジアム雰囲気がどうなるかは分からないが、私たちは試合にだけ集中しなくてはならない」 レアル・マドリードはこの冬の移籍市場でリヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの獲得を狙っているが、アンチェロッティ監督はそれについて言及することを嫌っている。 「どうなるか見てみよう。1月は本当に多くの試合を抱えており、私たちはそのことだけに集中している。今、市場について話すのは、私にとって難しいことなんだ」 その一方で、バルセロナがMFダニ・オルモとFWパウ・ビクトルの選手登録を完了させられなかったことについて意見を求められると、こう返答している。 「そのテーマの詳細を知らない。唯一言えるのは、私がすべてのクラブ、すべてのルールを尊重しているということだ。詳細が分からないことに意見を言うことはできない」 現在ラ・リーガはアトレティコが勝ち点41(18試合消化)で1位、レアル・マドリードが勝ち点40で2位(18試合消化)、バルセロナが勝ち点38で3位(19試合消化)につけている。アンチェロッティ監督は、勝ち点90が優勝のラインと考えている。 「バルサの失速について? 誰も予想はしていなかった。だがラ・リーガの競争レベルについて話せば、優勝するために必要な勝ち点数は下がっていると思う。より不透明となっており、おそらく優勝のために必要な勝ち点は90くらいだろう」 「アトレティコとバルサのどちらが優勝争いのライバルか? どちらもだ。11月には私たちが調子を落とし、12月はバルセロナがそうなった。調子を落とすこともあるが、しかしその後に勢いを取り戻すことだって可能だ。バルセロナとアトレティコは、私たちと優勝を争っていくだろう」