1軍に“推薦”したい…DeNA、ファームで好成績を残す選手(3)三浦監督からの“抜擢”も
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している横浜DeNAベイスターズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月19日時点)
松本凌人
投打:右投右打 身長/体重:185cm/88kg 生年月日:2001年12月5日 経歴:神戸国際大付高 - 名城大 ドラフト:2023年ドラフト2位 大学時代から抜群の活躍を見せていた松本凌人。ルーキーながらも、ファームでは安定した投球を見せている。 名城大では、クローザーとして最優秀選手賞や最優秀防御率のタイトルを獲得。大型のサイドスロー投手という触れ込みで、横浜DeNAベイスターズにドラフト2位指名を受けた。 プロ1年目の今季は、オープン戦から結果を残し、開幕一軍を奪取。レギュラーシーズンに入っても8試合の登板で防御率2.89と一定の成績を収めていたが、ファームで再調整となった。 7月に再昇格を果たすも、同月13日の巨人戦で打ち込まれ、再び登録抹消となった。現在まで一軍では10試合に登板し、防御率5.91。10回2/3を投げて8四死球を献上するなど、制球面で苦戦している。 とはいえ、ファームでは31試合の登板で防御率2.51をマーク。150キロに迫る力強いストレートは大きな魅力となっている。 一軍の壁を打破するためには、制球力の向上が1つのカギとなるだろう。
ベースボールチャンネル編集部