ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」を自然に減らす方法
9. カフェインを制限する 「カフェインの過剰摂取はコルチゾール値の上昇につながる恐れがあります。そのため、適度な摂取がおすすめです」と説明するバノート博士。ある研究では、カフェインによって中枢神経系が刺激されると、コルチゾール値が上昇することが分かっている。コーヒーまたは紅茶(またはカフェイン入り飲料)は1杯までに制限し、変化を感じるかどうかチェックしてみよう。 10. ハーブやサプリを慎重に使用する 「アシュワガンダやロディオラ・ロゼア(イワベンケイ)など、特定のアダプトゲンハーブ(ストレスや肉体疲労に対する抵抗力を高めるとされるハーブ)は、古い昔からストレス対処に使用されてきました」とバノート博士。とはいえ、食生活に新たなサプリを追加する場合は、必ず事前に医師に相談を。 「コルチゾール値が気になる場合は、内分泌科医(ホルモンを専門とする医師)に相談してください。コルチゾールを気にすべきか、どう対処するかを知るために、いくつかの検査をしてくれるでしょう」とアディムーラム博士は話している。 ※食事の補助が目的であるサプリは、医薬品ではなく、病気の治療、診断、軽減、予防、または治癒を目的としたものではない。妊娠中または授乳中の場合は、サプリの摂取には十分注意して。また、医療提供者による推奨がない限り、サプリを子供に与えるのはやめておこう。
translation : Mutsumi Matsunobu cooperation : Yumi Kawamura photo : Getty Images ※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。