夏の風物詩が受ける暑さの影響などを紹介する会場のイメージ

　「夏の風物詩」を切り口に地球温暖化と再生可能エネルギーについて考える展示イベント「夏の風物”止”展」が8月15日から、渋谷ヒカリエ8階の「8／COURT」（渋谷区渋谷2）で開催される。主催はWWFジャパン（世界自然保護基金ジャパン）。（シブヤ経済新聞） 【写真】フェスのボードイメージ 　統計開始以降、全国62地点で7月の月平均気温が歴代1位の高さとなる（気象庁発表資料より）など、厳しい暑さを記録している近年。WWFジャパンは、サザンオールスターズが暑さを理由に夏の音楽フェスの「勇退」を発表したほか、雨と雷の影響で足立区の花火大会が開始20分前に中止されるなど、天候が夏の風物詩に影響を与えている点に着目する。 　会場では、「夏の高校野球」「音楽フェス」「夏祭り」「海水浴」などの夏の風物詩が受ける暑さの影響をパネルで紹介するほか、地球温暖化の原因や再生可能エネルギーの可能性を展示で解説。「ソーラーシェアリング」の模型展示なども展開する。本年度内に策定される第7次エネルギー基本計画に、再生可能エネルギー増進を求める意思表示ができる賛同ボードも用意し、集まったメッセージはイベント終了後に審議会や資源エネルギー庁に届ける予定。 　開催時間は10時～20時（初日は11時30分～、最終日は18時まで）。入場無料。今月18日まで。