国道122号バイパスやっと開通…埼玉有数の渋滞ポイント解消へ さいたま市 半世紀の悲願実現 蓮田岩槻バイパス 加倉交差点から蓮田方面が直進2車線に 国道16号の慢性渋滞にも好影響か
埼玉県さいたま市によると、国道122号蓮田岩槻バイパスの加倉(北)交差点から平林寺橋交差点までの延長約2・8kmの区間が30日午後11時に開通する。 【写真、地図5枚】国道122号蓮田岩槻バイパスの位置、通行方法の変更図、加倉交差点の渋滞写真など
クランク形状の交差点が解消され、東北道西側の側道で未開通だった蓮田方面への2車線での直進が可能となる。 これにより、国道122号と国道16号など周辺道路の慢性的な交通混雑や渋滞の緩和、東北自動車道岩槻ICのアクセス強化、緊急輸送道路のネットワークが強化されるという。 蓮田方面は、クランク形状の交差点解消、直進2車線化により、東北道浦和料金所から平林寺橋交差点までが約10分短縮され約16分で移動できる見込み。 東京方面は、対面通行で運用していた区間で標識やガードレールの切替工事を実施する必要があるため、引続き1車線での運用となる。全線4車線化は2025年3月の開通が目標。 同バイパスは、蓮田市閏戸を起点としさいたま市岩槻区加倉に至る延長約9・1kmの広域幹線道路。さいたま市内外の地域間を結ぶ広域道路ネットワークの一翼を担っている。バイパス整備は1968年に県が事業化。1969年に着工、2005年からさいたま市が加倉まで一部区間の事業を引き継いでおり、半世紀をかけて完成を迎える。
=埼玉新聞WEB版=
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