【シンザン記念 1週前追い切り】マイネルチケットは自己ベスト4ハロン51秒8 宮師「状態は変わりない」
《栗東》京王杯2歳S2着マイネルチケット(宮、牡)は、坂路で単走。一杯に追われて4ハロン51秒8-11秒7の自己ベストをマークした。宮調教師は「順調に来ているし、状態は変わりない。レースセンスが良く、スピードもある。左回りも結果を残しているのであとは相手関係」と語った。 小倉2歳S3着アーリントンロウ(松下、牡)は、西村淳騎手を背にCWコースで単走。一杯に追われてラスト1ハロン11秒4(6ハロン84秒1)で駆け抜けた。松下調教師は「今週しっかりやって良くなってくると思います。1200メートルは忙しそうな感じだったので、1600メートルを試してみます」と期待を寄せる。 昨年10月27日京都の新馬戦(芝1600メートル)を勝ったリラエンブレム(武幸、牡)は、浜中騎手を背にCWコースで3頭併せ。一杯に追われてラスト1ハロン11秒2(6ハロン82秒2)でシャープに伸びて、最先着を果たした。鞍上は「1週前なのでしっかりやりました。大きくは変わっていませんが、期待の高い馬ですし、ここでどれだけやれるか」と力を込める。 朝日杯FS15着タイセイカレント(矢作、牡)は、CWコースで併せ馬。ゴール前で仕掛けられて6ハロン80秒8-12秒6で力強く脚を伸ばして、ジーベック(1勝)に2馬身先着した。柿﨑助手は「きょうは馬の後ろで折り合いを確かめました。前走は不完全燃焼の競馬だったし、中京コースは新馬戦で勝っているので」と巻き返しを誓う。 東京スポーツ杯2歳S6着ジーティーマン(小栗、牡)は、CWコースで併せ馬。強めに追われて6ハロン80秒4-11秒3の好時計をマークし、トゥルブレンツ(1勝)に1馬身先着した。小栗調教師は「前走は行きたがるところがあったので、中間は壁を作って我慢させる調教をしています。1600メートルもいいと思います」と話した。