日産自動車ら全14社が、サステナブル観光で推進委員会を発足、今後は自治体とも連携、2033年までに利用者数1000万人へ
阿蘇と伊勢志摩で楽しみながら学べるツアー
今回販売が開始された「Green Journey熊本阿蘇」では、阿蘇の大自然や地域との共生を手軽に楽しみながら学べるツアーとして、e-BIKEによる阿蘇噴火口にせまる草原ライド、千年の草原での乗馬トレッキングなどをオプションとして用意。食事では、地元食材「あか牛」などを使った料理を提供し、宿泊はサステナブルな取り組みを実践している施設を厳選した。 また、「Green Journey伊勢志摩」は、伊勢志摩の豊かな里山・里海と地域文化を楽しみながら学べるツアーとして、志摩自然学校でのシーカヤック、志摩グリーンアドベンチャーでのアトラクションなどをアクティビティとして提案する。食事では、黒潮の蛇行などの影響で逆に漁獲量が増えているウツボやアイゴなどを活用した新しい料理を提供する。宿泊でも環境対策に取り組んでいる施設を選んだ。 今後のエリア拡大について、日本旅行の小谷野氏は、「旅館やアクティビティがある程度CO2排出量削減の取り組みをしているところ、SDGs未来都市としての認定されているところ、あまり観光客が行かないようなところなどを軸に、ツアーとして成り立つかどうかを検討しながら開拓していく」と話した。
トラベルボイス編集部