朝食を楽しみにする【野田琺瑯】のバターケース
最近バターケースを新調しました。野田琺瑯のバターケースは、クリーンなホワイトのほうろうケースに天然木(サクラ)を用いた蓋がカポっとはまるミニマルなデザイン。蓋がパッキン仕様のタイプもありますが、これはシンプルなつくりで容器の洗浄も簡単なので、日常的に使いやすいのです。 【写真】木蓋はまな板代わりにもできるんです……! ほうろうとは、鋼板を成形し、そこにガラス質の釉薬を施して850度という高音で焼いたもの。ピュアな白のつるつるとしたテクスチャーが大好きで、タッパーはすべて野田琺瑯で揃えています。このケースは手仕事で作られているので、表面上に釉薬のむらや黒い点が少々みられますが、その個々の表情の違いも愛おしい。木のぬくもりが食卓になじんで朝の空気をやわらかくしてくれます。 ほうろうの優れたポイントとしては、冷却性が高く、においうつりがしにくいということ。バターの保存にぴったりなんです。まるごと木製のバターケースも素敵ですが、お手入れは大変そうですよね。透明のガラスケースを使っていたこともありましたが、ガラスの内部がバターで汚れた姿はあまり美しいとは言えませんでした。このケースは使いやすさとルックスの良さを兼ね備えているんです。 さらにこちらのケースの便利なところは、本体をひっくり返せば蓋をまな板代わりにしてバターをカットすることができるということ。ケースの中では切りづらいのでこれはうれしい機能です。 朝ごはん、最近はイングリッシュマフィンにたっぷりバターとはちみつをのせて食べることにハマっているのですが、このケースに変えてから心なしかバターの量が増えてしまった気がします。 ◇エディターITAGAKI