「人生を狂わせる」沖縄の石川署が非常事態宣言 交通死亡事故が相次ぎ、取り締まり強化へ
【うるま】19、20の両日に石川署管内で交通死亡事故が2件相次いだことを受けて、松堂徳彦署長は21日、同署で「交通死亡事故多発非常事態宣言」を行い、市民に注意を呼び掛けた。署員や県警交通機動隊、石川地区交通安全協会など関係団体から約60人が参加した。 【写真】下着などから2億円相当の金 密輸か 中国籍女性4人
署によると、2024年の交通死亡事故は21日現在、5件発生し、5人が亡くなっている。昨年は4件4人だった。 松堂署長は、年末年始に向けて交通量の増加が見込まれることに触れ「ますます交通事故の発生が懸念される、油断できない状況だ」と注意喚起した。うるま市の佐久川篤副市長は「交通事故は被害者のみならず、家族や周囲の人の人生を狂わせる。ひとりひとりが交通安全を自分事として考えて」と訴えた。 署は当分の間、バイクを中心に交通事故の抑止を徹底するとして、交通機動隊などと連携して主要交差点を中心にパトロールの頻度を増やすほか、飲酒運転や速度違反に対する取り締まりを強化するとしている。
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