レクサス「LBX RR」に熱視線! 「シャコタン×ツライチ仕様」にしたらどうなる? 300馬力超え「爆速ターボ」&豪華内装採用の「“MT”スポーツカー」カスタムの可能性とは?
新型「LBX MORIZO RR」の車高を下げてみたら…
レクサスは2024年7月18日に新型「LBX MORIZO RR」を発表しました。 ネット上では納車報告も見られ、ユーザーの手にわたり始めています。 そんなLBX MORIZO RRの特徴の1つに専用デザインを採用したエクステリアが挙げられますが、カスタムによるさらなる魅力的な進化が期待されています。 そこで実際にユーザーがやりそうなカスタムとして、車高を下げて、ボディ部分とホイールの面の位置が同じ位置に合わせたツライチ仕様にしてみると、一体どのようなクルマになるのでしょうか。 【画像】超カッコいい! これが「新型LBX MORIZO RR」のシャコタン仕様です!(47枚)
LBX MORIZO RRは、レクサスの最小SUV「LBX」をベースに、レクサスのマスタードライバーである豊田章男氏(愛称:モリゾウ)とのコラボレーションで開発された特別モデルです。 目指したのは、上質な走行性能や洗練されたデザインを保ちながら、運転する楽しさを最大限に引き出すハイパフォーマンスSUVです。 車両の前部には軽量で剛性に優れたプラットフォームを採用。 リア部分には、デファレンシャルやサスペンションの性能向上に対応した設計が施されています。 さらに、ボディ剛性を高めるために469箇所もの追加溶接を実施し、補強ブレースやパフォーマンスダンパーを装備しています。 ボディサイズは全長4190mm×全幅1840mm×全高2535mmで、ベースモデルとなるLBXと比べて幅が15mm拡張され、全高は10mm低くなり、より安定感のあるプロポーションが実現されています。 コンパクトながらも強い存在感を放つエクステリアは、サーキット走行を視野に入れた設計が施されています。 冷却性能や空力特性を考慮した専用のフロントバンパーやグリルを採用し、デュアルマフラーやブラックメッキのウィンドウモールがスポーティな印象を際立たせます。 同色仕上げのアーチモールやロッカーモール、19インチの専用鍛造アルミホイールも特徴的です。 インテリアには、ドライバー中心の設計思想「Tazuna Concept」を取り入れています。 専用設計のフロントシートやアルミパッド付きペダルを装備し、スムーズで正確な操作性を追求。また、ペダル操作の快適性とスポーティな雰囲気を両立しています。 搭載されているのはトヨタ「GRヤリス」や「GRカローラ」でも採用された1.6リッター直列3気筒ターボエンジンで、最高出力は304馬力・最大トルクは400Nmに達します。 トランスミッションは、8速ATと国内レクサス初の6速iMTから選択可能。 このパワートレインと電子制御式フルタイム4WD、トルセンLSDの組み合わせにより、0-100km/h加速はわずか5.2秒という高性能を誇ります。 グレード構成は標準モデルに加え、オーナーの好みに応じて表皮色、シートベルト、ステッチ糸の色などをカスタマイズできる「LBX MORIZO RR 'Bespoke Build'」が用意されています。 なお、Bespoke Buildは抽選にて100台限定で販売されました。 LBX MORIZO RRの価格は、標準モデル(消費税込、以下同)が650万円で、8速ATと6速iMTいずれも同額。 また、既に抽選で完売となったBespoke Buildは720万円で提供されました。 ※ ※ ※ LBX MORIZO RRの専用デザインを有するボディスタイルは、カスタムのベースとしても非常に魅力的です。 そこでよりスポーツカーライクな雰囲気をイメージし、最低地上高を下げつつツライチ仕様にしたレンダリングを制作してみました。 特に、車高を下げるカスタムによって、ハッチバックスポーツカーを彷彿とさせるスタイルへと進化。 そして、ツライチ仕様にすることで、車幅が強調されてよりスポーティかつ重厚な印象になりました。 これらのカスタムにより、LBX MORIZO RRが持つ流麗なボディラインが引き立ち、レクサスらしい高級感をさらに際立たせています。 ほかにもパフォーマンスを追求したモデルではあるものの、あえてSUVな要素を活かし、オフロード性能をさらに強化するカスタムも考えられます。 アンダーガードやルーフキャリアを装備すれば、アウトドア志向のユーザーにも対応できるでしょう。 このようにLBX MORIZO RRは、コンセプトSUVのボディを持ちつつ、スポーツカー並のスペックを持ち合わせたハイパフォーマンスSUVとして、多様なカスタムにも対応できる可能性を秘めています。 カスタムによってLBX MORIZO RRならではの個性をさらに引き出すことで、新たなファン層を獲得することも期待できることでしょう。
くるまのニュース編集部