「片付かない家」のキッチンには必ずある!? 今すぐ手放すべき3つのもの
2、多すぎる食器
(1)箱に入ったままの頂きものの食器 結婚式やお祝いなどで人からもらったものを手放すと相手に悪い気がするかもしれません。しかし、いただきものは、相手の気持ちを受け取ることに意味があります。そのモノ自体を使う予定がないのなら、リサイクルショップやフリマアプリなどで売るなどして手放しましょう。 (2)来客用の食器 私の実家には大量の食器がありますが、そのほとんどは来客用の食器です。ダイニングにある大きな食器棚の中の9割以上が来客用の食器が占めています。そして、特にたくさん来客があるわけではなく、年に数回の来客で、お茶を出す程度で済みます。だから何年も使っていない来客用の食器が空間を占領しているのはもったいないです。年に2、3回しか訪れない他人のためではなく、365日そこで暮らす自分や家族のためにその空間を使った方がいいです。 (3)子ども用の食器 子ども用の食器、カトラリーは、今使っているのなら必要なものなので持つべきだと思いますが、子どもが使わなくなった後もなんとなくとっておいている家庭は多いです。年齢に合わなくなったものは処分していきましょう。ストロー付きのマグなどは保管しているとカビが生えるなど衛生的にもよくないので、お下がりにはしない方がいいです。
3、便利グッズ
テレビや雑誌などで便利グッズが紹介されていたり、SNSでバズっているキッチングッズをたくさん買い込んでいる人は注意です。それ、使いこなせていますか? 特に「〇〇用」などのピンポイントでしか使えないグッズは要注意です。 100円ショップへ行くと、「あったら便利だな……」と、なかった欲求をつつかれて「100円だし……」とついつい買ってしまうのですが、実際キッチンで活躍しているかというと、使いこなせていないことが多く、数回使ってそのうち忘れ去られてしまうものがほとんどです。 あったら便利というのは、なくても大丈夫ということです。もちろん本当に便利なものもありますが、実は便利ではないものもたくさんあります。それを使うことによって、余計に洗い物が増えたり、慣れない作業が増えたり、モノが多くなることで管理しなければいけなくなったりと、複雑化していきます。 だから、便利グッズを買う前に、 ・今あるもので工夫できないのか? ・そのモノが増えることで本当に便利になるのか? と自分の暮らしに置き換えて、よく考えてから買う必要があります。 以上の3つのものがキッチンにあったら、ぜひ手放してみてください。 我が家はキッチンが使わないモノで溢れていた時は、料理をすることが億劫で外食が多かったです。しかし、キッチンを整理して必要なものだけにしたら、自然と調理をすることが増え、外食が減りました。それは、家族の健康にも繋がっていると思います。 片付けが苦手な人でも、キッチンにある食材は「賞味期限」という判断基準があり、比較的捨て活をしやすい場所になります。すぐに捨て活の効果も感じやすい場所になりますので、やってみてくださいね。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級取得。
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