「専業主婦は自由にお金を使っちゃいけないの?」初めて“推し”ができた50歳主婦の不満
生活のパートナーへの「気遣い」とは
生まれて初めての「推し活」が家庭で事件化してしまったんですね。きっとご主人にとって、ユイコさんが俳優のファンになったことがよっぽど意外だったんじゃないかなと想像します。 好きなもの・好きなこと・趣味は個人の領域のもの。たとえ夫婦とはいえ、あれこれ批判されるいわれはありませんよね。驚きのあまりだったんだろうと想像はしますが、「いい年をして馬鹿みたいなことをするな!」はちょっと聞き捨てなりません。 とはいえ、問題の核となっているのは「家庭のお金」。その使い道や金額については、やはり配慮というか、「報・連・相」がある程度必要だったのかなと感じました。 これまではずっとユイコさんが家計を管理していて、何にいくら使うかということはユイコさんが一人で判断されてきたのだろうと思います。家計管理はかなり負担のある仕事ですから、その仕事から解放されることと引き換えに、ご主人はユイコさんにある程度の裁量を認めているはず。ただ、ユイコさん自身が「結構浪費してしまいました」と書いているほどですから、ちょっとびっくりするレベルだったんですよね。 何かにハマったとき、しばらくハイになってしまうのは「あるある」だと思います。(それが推し活の楽しさでもありますよね……!)何も知らなかったご主人をびっくりさせてしまったことは素直に反省し、今後の対策を考えたいですね。
文/梅津奏 作画/Sumi 構成/山本理沙
梅津 奏,Sumi