フランスで食べると「こんなにおいしくないんです」 フランス人カップルが絶賛した日本食とは
世界的に人気の日本食。海外でも日本食レストランが続々とオープンしていますが、本場の味を求めて訪日する外国人観光客は少なくありません。初めて日本へやってきたフランス人カップルは、訪日からわずか2日でさまざまな日本食グルメを楽しみました。そして、母国で食べられる日本食の味と思わず比べてしまったといいます。味に大きな違いを感じたメニューとは、なんだったのでしょうか。 【写真】フランスで食べると「こんなにおいしくないんです」と絶賛した日本食 実際の写真 ◇ ◇ ◇
アニメや漫画、日本文化に興味 秋葉原で散策
フランス南部のアヴィニョンから観光に来た、カラさんとニコラさん。今回が初訪日です。3週間の滞在を予定しており、これから大阪、京都、奈良をめぐる予定だといいます。まだ到着して2日目のこの日、ふたりは秋葉原へ散策に訪れていました。 「もともとアニメや漫画にとても興味がありましたし、日本の文化にも大きな関心を寄せていました。だから日本に来てみたいと思っていたんですよ」 日本のカルチャーに興味津々なふたりは、もちろん日本のグルメにもさっそく舌鼓を打ったそう。食べた料理は多岐にわたります。 「刺身に餃子、あとたこ焼きも! 全部おいしかったです! 刺身や餃子はフランスにもあるので食べることがありますが、こんなにおいしくないんです」 そう笑いながら日本食体験を振り返ったニコラさん。農林中央金庫が2023年に行った「訪日外国人からみた日本の“食”に関する調査」によると、「滞在時に食べた“日本ならではの食材”」で1位に選ばれたのはワサビ、2位は生魚でした。また「最もおいしかった食材」の1位に生魚が選ばれるなど、刺身は日本へ来る外国人が楽しみにしている料理のひとつです。 日本スタイルの焼き餃子も近年、訪日外国人から大人気のメニューです。もちもちの皮に包まれた、ジューシーな肉あんの虜になる人は少なくありません。ふたりが挑戦したい日本食はまだまだあるようで、「ラーメンはまだだから、これから食べたい」とも話していました。 ふたりがこれから向かう大阪や京都などは、東京とはまた異なる食の宝庫。たくさんの種類の日本食にチャレンジしてみてほしいですね。
Hint-Pot編集部