「そこまで差は感じなかった」浦和デビューを果たした安部裕葵がニューカッスル戦を振り返る
「リーグの差や個人戦術の差といった違いは大きいけど…」
7月31日、浦和レッズが28年ぶりに来日したニューカッスルと埼玉スタジアム2002で対戦した。 【厳選ショット】プレミアの名門来日初戦はスウェーデン代表イサクの電光石火弾含む衝撃の4発快勝!引退表明の興梠慎三・浦和デビューの吉田舜&安部裕葵も出場!|浦和1-4ニューカッスル 4-1でニューカッスルが勝利したこの試合で、待望の浦和デビューを果たしたのがFWの安部裕葵だ。 昨夏に浦和に加入して以来、負傷による離脱が続いていた安部は81分にMFの前田直輝に替わって投入され、新天地デビューを飾っている。 試合後のインタビューで、安部は「ファンの皆さん、なにより家族含め色んな人が応援してくれていたので、とりあえずはそういった人たちにプレーしている姿を見せられて良かったです」と語った。 大差にになった試合について、「80分はピッチ外から試合を観ていましたが、(浦和とニューカッスルに)そこまで差はないと思います」と振り返り、「相手が僕らのミスを決めてきたくらいなので、(浦和は)あのようなクオリティーを上げられれば良い」と続けた。 45分に浦和のMF伊藤敦樹がニューカッスルのMFジョー・ウィロックにボールを奪われ、失点につながったシーンについても、「僕らが意識していないところから足が出てくるというのは、技術というより慣れの部分。敦樹はボールを取られちゃいましたけど、彼がプレミアリーグでプレーをしたら対応できる話なのでそこをレベルの差ととらえるのは違うと思います」と語った。 さらに「リーグの差や個人戦術の差といった違いは大きいですけど、それはサッカー的な技術な差ではないので、逆にプレーできた所を自信にしてこれからもやればいいと思います」と振り返っている。 フィニッシュの精度など課題も見つかったが、同時に収穫も見つかった試合だったようだ。 取材・文●松本湧斗(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
- 「ずっと一緒にリハビリをしてた」安部裕葵が明かしたバルサの天才MFとの“知られざる関係”にファンも驚き!「凄い選手。ポンポンポンとトップに…」
- 「流石に怖すぎる」「無謀だろ」ブラジルの38歳英雄マルタ→頭部に危険キック→涙の一発レッドにネット衝撃!「史上最悪のプレーになっててもおかしくないレベル」【パリ五輪】
- 「(飛ぶ)方向を決めていた」「運も必要だ」PKストップで浦和戦の勝利に貢献したニューカッスルの守護神ポープがハイライトを振り返る。SNS上でも絶賛が!
- 「セント・ジェームズ・パークにいるかのような雰囲気」日本ツアー初戦で2発のニューカッスルMFがファンに感謝! 浦和についても言及「ハードワークさせられた」
- 【セルジオ越後】3連勝で無失点の首位通過も“横綱”には見えなかった大岩ジャパン。準々決勝の相手スペインには名前負けしないようにしたい