「自分もやってやるぞ」中田歩夢と京本真支配下で士気あがる…巨人・駒田徳広3軍監督序盤総括
巨人3軍は5日に第66回JABA選抜新潟大会(ハードオフ新潟)で優勝を果たした。就任3年目の駒田徳広監督(61)が8日、今シーズン序盤を総括。チームの現状や目立っている選手の名を挙げ、収穫を語った。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す 投手を中心に守りが良くなって、社会人の強豪にもしっかり勝てるようになってきました。チームとして勝利を目指す中で、選手がお互いの頑張りを見て、戦力にならないといけないという気持ちが出てきているように感じます。 成長してきた投手陣の中で目立っているのは4年目の木下幹也。ボールの出力、スピードを上げながら抑えています。彼には「上に行くために3軍で無双状態になろう」と伝えていて、しっかり意識してやってくれています。 3年目の鴨打瑛二も伸びてきました。これまでは打者一巡がやっとでしたけど、球速も上がって5イニングを投げられるようになってきました。身長が190センチを超えていて、体を扱えるようになるまで時間がかかると思いますけど、自分がどうしたいかが伝わる選手なので楽しみです。野手だと、高卒ルーキーの村山源は、肩が強くて内野の守備が安定しています。2軍で出場するために、武器を磨いてほしいです。 3月上旬に育成だった中田歩夢と京本真が支配下になったことで、間違いなく刺激を受けて「自分もやってやるぞ」と、思ってやってくれています。チームとしてもボール球を簡単に振ることや中継プレーでのミスなどが減って、幼稚な野球ではなくなってきているので、さらなる成長に期待してください。
報知新聞社