巨人・阿部監督 厳しい目で降格決める…高橋礼、秋広、佐々木、山瀬の4人が2軍へ
◆JERAセ・リーグ 広島9―3巨人(19日・マツダスタジアム) 巨人の高橋礼投手(28)、秋広優人内野手(21)、佐々木俊輔外野手(24)、山瀬慎之助捕手(23)の2軍降格が19日、広島戦(マツダ)の試合後に決まった。代わりに郡拓也捕手(26)、喜多隆介捕手(25)、馬場皐輔投手(29)が昇格する。 【動画】レア!!捕手視点で見る高橋礼のキャッチボール ルーキーの佐々木は「8番・右翼」で1打数無安打で途中交代し、プロ初の2軍降格となる。「1番・中堅」で開幕スタメンをつかみ、ここまで40試合で打率2割3分4厘、0本塁打、5打点。最近の出場10試合で24打数3安打と苦しんでいた。秋広も5月上旬の昇格後、7試合で19打数4安打、打率2割1分1厘とアピールできなかった。 また、この日途中から小林に代わりマスクをかぶった山瀬について阿部監督は「肩が見せ物なのに、イニング間にとんでもない球ばかり二塁に投げて。ショートバウンド、次はワンバウンド。あれじゃスキだらけだって。そういうのを俺は見ているから」とコメントした。結果だけでなく過程を重視する指揮官らしい厳しい目で降格を決めた。大城卓は2軍で調整の時間を与えていて、代わりに捕手の喜多と捕手と内外野どこでも守れる郡を昇格させる。
報知新聞社