「歌うぜよ!じゃないんよww」京都・近江屋跡地にできたカラオケ店にツッコミ続出、こだわりを聞いた
坂本龍馬へのリスペクトを込めた店舗に
──今回の近江屋店もですけど、東大阪らしい町工場の技術を活かした「ディープ布施店」や近未来風の「京大BOX店」など、最近変わったコンセプトのお店が増えていますよね。 もともと弊社は「ジャンカラにしかない独自性」を意識していたんですけど、次第にその地域の特性を活かし、その土地にしかないコンテンツを増やしていこうということになりまして。本社が京都にあり出店のペースも関西の方が早いので、関西を中心に独自コンセプトの店が増えています。 ──それでいうと、この「近江屋店」はまさに地域性のあらわれですよね! こういったコンセプトにするというのは決まっていたんでしょうか? 出店場所が決まると、そのエリアの特徴を捉えて店舗のコンセプトを決定していきます。今回は史実に基づいた近江屋跡地という場所なので、龍馬や幕末をモチーフにすることはすぐに決まりましたね。 ──カラオケルームにくわえ、お客さん同士で交流できるオープンカウンター「からおけ処 龍馬」もありますよね。やはり幕末好きの方が語り合ったりとか・・・? 幕末ファンらしき方もよく来店されますね。私もプライベート含め何度か利用しているんですが、夜は特に賑わっています。幕末好きらしき方と外国人観光客数名でカウンターが賑わっていることもありました。 ──改めて幕末期や龍馬の人気の強さを感じます。それにしても、店舗デザインやルーム、接客スタイルとこだわりがすごいですよね。 本当に龍馬の影響力ってすごいんだなと実感してますね・・・。弊社としても、京都河原町近江屋店は坂本龍馬へのリスペクトを形にしたお店だと自負しています。 ◇ さらに近江屋店では、龍馬が愛し、襲撃を受けた日にも食べようとしていたと伝えられる「軍鶏鍋」をイメージしたすき鍋や長崎生まれの「かすていら」、焼酎『龍馬』など限定フードメニューも。幕末好きもそうでない人も楽しめそうな、遊び心溢れる店舗となっている。 「ジャンカラ 京都河原町近江屋店」は、阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩3分。 取材・文・写真/つちだ四郎