価格高騰が止まらないキャベツ（写真はイメージ）【写真：写真AC】

　物価上昇に伴い、野菜類の高騰が止まりません。なかでもとびぬけて高価格となっているキャベツ。ネット上では「1玉598円」や「1玉798円」などの写真も飛び交っており、地域や店舗によってはなんと1玉1000円の大台を突破したという報道もあります。そんななか、あるスーパーが掲示したポップが「インフレ川柳」「切なすぎる」と話題に。投稿者のちばちょごり（@chibachogori）さんに話を聞きました。 【写真】「字体が哀愁を感じます」キャベツ売り場の“インフレ川柳”　実際の投稿 　◇　◇　◇

地域や店舗によっては1玉1000円の大台を突破したという報道も

「お店の人も諦めるキャベツの高さ」 　今月6日、SNS上に投稿されたのは「きゃべつ1個498円（税込537円）」「1／2カット250円（税込270円）」と書かれた価格表示と、店頭に積まれたキャベツの写真。売り場には「御免なさい！　ギブです！」という店からのメッセージの他、「とんかつの～　肉より高い　キャベツかな～」と記された川柳まで添えられています。 　写真は宮城県内のとあるスーパーの店内。投稿者は「買い物していたら一句書かれていて、お店の人もユーモアがあるなと思って撮影しました。ただ置かれるより買って応援したくなりますよね」と話しつつ、「ただ、残念ながらもやしを買って帰っちゃったんですが……」とやはりキャベツには手が出なかったそう。 　投稿は2.5万件のリポスト、16万件の“いいね”を集めるなど話題に。「笑い事じゃない」「字体がさらに哀愁を感じます」「高級食材すぎる」「とんかつの方が安いとは」「てことはキャベツなしでトンカツ倍にできるやん！」「キャベツの代わりに肉お替わり自由のトンカツ屋誕生するかしら」「俳句が切なすぎる」といった声の他、「我が家近くのスーパーでは1個598円でした」「近くのスーパーで800円くらいだった」「俺のとこ1000円だった」など、価格を報告する声も相次いでいます。 　一連の反響について、投稿者は「キャベツの高さにあちこちから悲鳴が聞こえてきたのと、ユーモアをユーモアで返そうとする人など、いろんな反応があって面白かったです。次にお店に行ったら、キャベツ買って応援しようかなと思いました」と話しています。