人気の「三和ぶどう」シーズン到来 甘さ十分で全体の出来良く/京都・福知山
おいしいブドウの人気ブランドになっている「三和ぶどう」のシーズンを迎えた。京都府福知山市三和町千束のあいかわ農園(井川晶代表)は、同町友渕で栽培するブドウの販売を、24日から開始する。品種は、三和での栽培が盛んで、甘みと酸味のバランスが絶妙な「マスカットベリーA」。5千房ほどを収穫する見込み。 友渕の畑の一部(約30アール)を、高齢化している地元の生産組合から引き継ぎ、3年前から本格的に栽培をスタート。今年は雨不足で少し小粒になったが、甘みは糖度18度ほどと十分にあり、全体的な出来も良いという。 三和町千束のローソン三和店駐車場、同町辻の細見郵便局近くの事務所、多保市のプラント3福知山店などで販売する。 ローソン駐車場、事務所での販売は午前9時~午後4時。各日売り切れ次第終了する。2週間ほど並べる予定にしている。 井川代表(49)は「数年後の販売を見据えて、シャインマスカットなど新たな品種も栽培しています。また生食にこだわって育てており、新鮮なマスカットベリーAを、ぜひ味わってみてほしい」と話している。