年末年始の散財に注意!元銀行員が教える「年始こそ計画を立てるのに最適な理由」年代別の貯蓄額一覧つき
財布の紐が緩みがちになる年末年始。「つい初売りバーゲンで散財してしまった」という人も多いかもしれません。 ◆【円グラフ】日本人の貯蓄は平均でいくら?年代別の”中央値”に注目 新しい1年が始まるタイミングでは、ぜひ今年の貯蓄計画を立てることもおすすめです。 この記事では、年代別の貯蓄額の中央値を紹介し、貯蓄計画を立てる際に心がけたいポイントについて元銀行員の筆者が解説します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【年代別】金融資産保有額の中央値はどれくらい?(単身世帯)
貯蓄に取り組むときに気になるのが、同年代の貯蓄額についてです。 なかなか友人間では聞きづらい話題だからこそ、信頼できるデータを参考に、一般的な貯蓄状況を把握することが役立ちます。 ここでは、金融広報中央委員会の調査をもとに、年代別の貯蓄額の中央値を「単身世帯」と「2人以上世帯」それぞれで紹介していきましょう。 ●「単身世帯」年代別貯蓄中央値の一覧 ・20歳代:9万円 ・30歳代:100万円 ・40歳代:47万円 ・50歳代:80万円 ・60歳代:210万円 ・70歳代:500万円 単身世帯では、30歳代の中央値が100万円となっている一方、40歳代~50歳代ではそれよりも少ない金額となっており、「年齢を重ねれば貯蓄に取り組む余裕ができる」というわけではないことが分かります。 しかし、病気やケガで働けなくなったときに収入が途絶えるリスクが高い単身世帯では、日頃から計画的に貯蓄に取り組むことが大切です。 次に、2人以上世帯の貯蓄額中央値を見てみましょう。
【年代別】金融資産保有額の中央値はどれくらい?(2人以上世帯)
2人以上に注目した場合、貯蓄額の中央値は以下のとおりとなりました。 ●「2人以上世帯」年代別貯蓄中央値の一覧 ・20歳代 :30万円 ・30歳代:150万円 ・40歳代:220万円 ・50歳代:300万円 ・60歳代:700万円 ・70歳代:700万円 2人以上世帯の場合は、およそ年代に比例して貯蓄額が増えており、計画的な貯蓄に取り組んでいる世帯が多いことがうかがえます。 では、コツコツと貯蓄に取り組むためには、どのような心掛けが必要なのでしょうか。次の章でくわしく紹介していきましょう。