我が家はまだ「白熱電球」を使っています。少しでも電気代をおさえるために”暗く”していますが効果はありますか?
LED電球と白熱電球は、寿命が異なる
LED電球にすると電気代の節約が可能だと分かりましたが、購入する際は白熱電球より高い費用がかかる傾向にあります。一方でLED電球のほうが白熱電球に比べて寿命が長いため、交換の手間を減らせます。 環境省によると、一般電球の寿命は約1000時間、対してLED電球の寿命は約4万時間とのことです。ここで、白熱電球とLED電球の購入費用と交換頻度を比較して、表3にまとめました。なお、白熱電球は150円、LED電球は1000円で購入したと仮定します。
※筆者作成 毎日8時間使用した場合、LED電球は約13~14年もつと想定できます。仮に13年間使用できたとすると、その間に白熱電球は約39個必要です。白熱電球1つが150円だとすると、13年間で約5850円かかります。LED電球を1000円で購入したと仮定すると、4800円ほど安く済む計算です。
電気(白熱電球)の明るさを暗くすると月に330円ほどの節約効果が期待できる
今回の検証結果によると、白熱電球の明るさを100%から20%にして1日8時間使用した場合、1ヶ月あたり約330円の節約ができる可能性があります。ただし、白熱電球を20%の明るさにした場合、使用する時間帯によっては暗く感じることもあるでしょう。 LED電球だと明るさを50%程度にするだけで、約50%の節約が可能といわれています。さらに、今回の検証では、白熱電球を20%にして1日8時間使用した場合の電気代が1ヶ月あたり約330円なのに対して、LED電球は100%で同じ時間使用しても約72円しかかかりません。 電気代をおさえたいなら可能な範囲でLED電球に交換して、明るい部屋で快適に節約しましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 環境省 デコ活 デコ活アクション一覧 こだわる楽しさ エコグッズ LED(ランプ・照明器具) Q LEDはどれくらい長持ちするの? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部