「幸せの芽はまいて育てる♪」「知事選に1万人出ても」 史上最多52人の政見放送から⑦
東京都知事選(7月7日投開票)で政見放送の7回目が27日午前、首都圏のNHK総合で放送された。6人が登場し、「幸せの芽は摘まない。まいて育てる」といった前向きに生きるメッセージをラップ調に語り掛ける候補や、自身の姿を隠しながら「都知事選に1万人が出てもいい」とプライバシーを保護することで立候補の敷居を下げるべきと主張する候補がいた。各候補の訴えの概要は以下の通り。(年齢はいずれも投開票日現在) 【表でみる】東京都知事選の立候補者一覧 ◆無所属のドクター・中松氏(96) ・東京を世界の発明センターにし、新規事業を集積させる ・「ドクター中松エネルギー」の発明で電気代を下げる ・CO2を出さないガソリン車の発明・普及 ・タイヤから粉塵を出さない電気自動車の発明・普及 ◆無所属の福本繁幸氏(57) ・災害に備えた「助け合いマニュアル」の策定 ・家庭内暴力や性暴力根絶に取り組む ・結婚適齢期の若者支援 ・生活困窮者の就労生活支援の拡充 ・医療従事者らの処遇改善 ・都民参加型討論会の定期開催 ◆政治団体「AI党」のAIメイヤー氏(51) ・顔、名前、学歴、職歴を全て非公開で立候補が可能なことを証明 ・世襲議員を2割に制限 ・組織票の禁止 ・移民受け入れの弊害について考える ・政治団体「みんなでつくる党」の大津綾香党首を副知事に起用 ◆政治団体「ラブ&ピース党」代表の後藤輝樹氏(41) ・あなたはみんなに愛されているから、生きていてほしい ・「遺憾です」ではなく腹から出した魂の言葉を聞きたい ・人の幸せの芽を摘まない ・争いより寄り添う ・戦争など負の連鎖を自身の世代で止める ◆政治団体「NHKから国民を守る党」(NHK党)の二宮大造氏(53) ・被選挙権のない若者、仕事や家族の都合で立候補できない人もNHK党の選挙ポスター掲示板の枠を活用して都知事選のアピールを ・1万4000カ所設置するポスター掲示板は不要 ・NHK受信料の不払いを