パナソニック4位!黄金時代知るアンカー森田香織がクイーンズラストラン「後輩たちに支えられた」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝の総合順位、区間賞をチェック! クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4年ぶり4回目の優勝を飾った。 前回3位のパナソニックが2時間15分40秒で4位を占め、3年連続のシード権を獲得した。 アンカーを務めたのが森田香織。17年、18年の連覇をいずれも1区区間賞で牽引した29歳は、これがクイーンズ駅伝ラストラン。神奈川・荏田高を卒業してからの11年を振り返り、「入社した時はこれほど長く続けるとは思わなかったですが、たくさんの人に巡り合えて、支えられてここまで来ることができました」と充実感に浸った。 黄金期を知る選手たちが引退などで1人、また1人とチームを離れ、21年には25位という成績も経験。そこから、翌年に7位、前回3位と復活する中で、新しい力が次々と生まれている。 「順位は4位で悔しい部分はありますが、チーム記録を更新できて、『昨年の自分を、チームを超えよう』という目標は達成できた。本当に新しいチームになって、来年が楽しみ」と森田。これまではチームを引っ張る立場だったが、今は頼もしくなった後輩に「支えられている」と言う。 今後は社業に専念。双子の妹で、昨年3月で引退した詩織さんらと「未来あるチーム」を「サポートする立場でやっていければ」と話した。
月陸編集部