ロボットで仕分け、自動で検査 日立、工場効率改善へPR施設
荷物を自動で仕分けるロボット、検査を自動化した製造ライン―。日立製作所は2日、人手不足に悩む工場などの作業効率の改善につながる技術をPRする施設を開設したと発表した。製造や物流業界を中心に、導入を検討する企業など年間120社以上の来場を目標にする。 施設は、羽田空港近くの複合施設「羽田イノベーションシティ」(東京都大田区)と京都市に新設した。製品の組み立てや検査の工程を自動化するシステムや仕分けロボットの動きを体感してもらうだけでなく、実際に工場に導入した場合の状況を3D技術によって再現することもできる。