菅野智之が古巣への思いを激白「考えないようにしてた。やっぱり寂しいから。正直、愛着あるし」
「エース達のなぜには物語がある」 BSテレビ東京が元日午後10時半から特別番組を放送する。楽天から巨人に電撃移籍した田中将大投手(36)、巨人から海外FA権を行使してオリオールズ入りが決まった菅野智之投手(35)、メジャー8年目を終えたタイガース前田健太投手(36)の“なぜ”に迫る。 【写真】ルーキーの頭をはたいて励ます菅野 なぜマー君は楽天を去る決断を下したのか。 なぜ菅野はメジャー挑戦を決断したのか。 なぜ前田健太は米国で戦い続けるのか。 3人の日本を代表する3投手の“なぜ”にもドラマが隠されていた。 菅野は12月16日(日本時間17日)にオリオールズと1年契約、年俸1300万ドル(約20億円)で契約合意したことが発表された。契約した翌日の自主トレから入団会見の舞台裏に密着。巨人への愛着、メジャー挑戦への決意を赤裸々に語った。 12月17日(日本時間18日)のインタビュー抜粋 -巨人への思いは 考えないようにしてたんですよ。やっぱり寂しいから。正直、愛着あるし、ジャイアンツで野球人生を終えるのも素晴らしい野球人生だと思うし。自分の中でやりきったって思える野球人生を歩んでいる人はほとんどいないと思うし、それだけに、そういうものがあると何か向こうに行く壁とまでは言わないけど、自分にとってあまりいいものではないなって思ったからあんまり考えないようにしてました。でもやっぱ寂しいは寂しいです。 -毎年、変化を重ねて地位を築いてきたが、なぜ変化を求め続けるのか 変わるのはやっぱり楽しいですからね。ここまで来て怖さはないですよ。やっぱり、楽しむしかないし、そういう新しい発想だったりとか、そういうものをどんどん試したいし、それでどういう結果が出るのかなって絶対、自分の今後の野球人生においてプラスになると思ってますし、野球観というのがどんどんどんどん広がっていけば、ここで野球人生が終わりじゃないんだとか、その先もやっぱり野球界のために貢献したいと思っていますし、そういう自分のためにもいろんなものを吸収していきたいなと思っています。