鑑識競技会 事件現場の指紋や足跡などの資料を採取する鑑識活動の技術の向上を図る 和歌山県警鑑識科学センター
テレビ和歌山
事件の現場に残された指紋や足跡などの資料を採取する、鑑識活動の技術の向上を図ろうという競技会が、今日、和歌山市で行われました。 鑑識競技会は今日、和歌山市西の県警鑑識科学センターで行われ、県内12の警察署から若手警察官を中心に、3人1組の12チーム合わせて36人が参加しました。
競技は、夜、女性が車に乗ろうとした際、背後から車のドアを押さえつけられ、両胸を触られたという不同意わいせつ事件を想定して行われ、2人1組で35分間の制限時間内に、いかに早く正確に犯人に繋がる手がかりを採取できるかを競いました。 また、今年は初の試みとして似顔絵の審査も取り入れられ、目撃者役の審査員から犯人の特徴を聞き取って似顔絵を作成していました。 県警の林達也刑事部長は「捜査は初動が重要で、現場鑑識活動の重要性を認識し、高度な鑑識技術を身に付けてもらいたい」と話しています。
テレビ和歌山