“紀州のドン・ファン”元妻に無罪判決『裁判員』が会見「報道でみる事件と裁判員としてみる事件は全然違う。先入観は怖い」
■「ニュースや報道で見る事件と裁判員として見る事件では全然違う 先入観は怖い」
(Q,裁判員になったときは?) 裁判員:こんな大きな事件の裁判員になると思わなかったので驚いた。事件の印象としては、気持ち悪い事件であるなという印象だった。 (Q,裁判員をして、印象は変わった?) 裁判員:ニュースや報道でみる事件と、裁判員としてみる事件では全然違うので、先入観は怖いなと思った。 (Q,泣いていた須藤被告を見てどう思った?) 裁判員:被告人としては安どしたのかなと。 (Q,その後は気になるか?) 裁判員:自分が携わったさわった件なのでそれなりに関心ある。 (Q,証人多かったが?) 裁判員:時間はかかったが、今回の裁判は慎重に取り扱わないといけない事件なので、人数が多くて大変だったが、それでよかったと思う。 直接証拠がなく、「有罪・無罪」を扱う(判断する)事件なので、慎重に扱わないといけないと思った。
■「期間が長いと裁判員として参加できる人限られてはしまう」
このほか裁判員制度自体に関しても感想を述べた。 (Q.どうすれば裁判員に参加しやすくなる?) 裁判員:今回の裁判で言うとやっぱり期間が長いので、裁判員として参加することができる人っていうのは限られてはしまうと思う。 やっぱりその期間が長い裁判を、どう裁判員として負担なく参加できるかっていうと、ちょっと具体的なところまで自分も思いつかないが、何かサポートなり、支援などがあると、よりいろいろな人が参画できる裁判ができのではと思う。 (Q,裁判員裁判経験し、良かった点は?) 裁判員:参加するまでは詳しく知らなくて、貴重な体験できてうれしい。 (Q,心理的、私生活で考えたり負担は?) 裁判員:裁判の期間が長いので、私生活でもう一回証人尋問の内容がフラッシュバックなどはあったが、それで特に何かあったりというのはない。 (Q,守秘義務の負担は?) 裁判員:そこは大きくてしっかり守った。 (Q,裁判所、弁護士、検察の対応で助かったこと、困ったことは?) 裁判員:助かったことは、検察側が丁寧に専門用語出てきても何か説明してくれての証人尋問でわかりやすかった。困ったことは特にない。 (関西テレビ 2024年12月12日)
関西テレビ
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