「児童手当」は貯金するべき!? 家計がギリギリなので生活費に回していますが…少数派でしょうか?
児童手当の総額はおよそ234万円
「児童手当を全て貯金した場合は、どれくらい貯められるのだろう」と、疑問を抱いた方もいらっしゃるでしょう。こども家庭庁によると、支給される児童手当の月額は、次の通りです。 ●0歳以上3歳未満:児童1人あたり1万5000円(第3子以降は3万円) ●3歳以上高校生年代まで:児童1人あたり1万円(第3子以降は3万円) ※2024年10月改正の内容に基づく 仮に子どもが1人だけの場合、上記を基にすると、0歳以上3歳未満、および3歳以上高校生年代までに支給される金額の合計は、次の通りです。 ●0歳以上3歳未満の合計:1万5000円/月×12ヶ月×3年=54万円 ●3歳以上高校生年代までの合計:1万円/月×12ヶ月×15年=180万円 ●0歳から高校生年代までの合計:54万円+180万円=234万円 したがって、受給できる総額の概算は「234万円」になります。ただし、子どもの生まれ月によっては児童手当の総額に差が出るため、こちらの金額は目安として参考にしてください。
児童手当を生活費に回す割合は12.3%
今回参照したアンケートによれば、児童手当の使い道のなかで「生活費」は2番目に多く、割合は12.3%でした。一方、児童手当の使い道として最も多い回答は「貯蓄(子ども)」で、割合は51.6%となっています。 なお、幼稚園から高校までの学習費総額は、全て公立の機関に通った場合で平均574万4201円、全て私立の機関に通った場合は平均1838万4502円です。奨学金など、教育費を補助する制度があるものの、計画的な貯金が求められるでしょう。 出典 株式会社リクルート ゼクシィBaby 【2615人にアンケート】児童手当はどう使っている?2024年10月以降の拡充についてどう思う? 文部科学省 令和3年度子供の学習費調査 2 調査結果の概要 (3)学年別 表2 学年(年齢)別の学習費総額(5ページ) こども家庭庁 児童手当制度のご案内 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部