消防官の初任給や平均年収はいくら? 階級が上がれば年収1000万円を超えることもできる?
消防士は年収1000万円を超えられるのか?
消防士の給与は、階級によって決定する「職務の級」と、職務経験年数などを加味して決定する「号給」の組み合わせによって決まります。 東京都総務局人事部の「令和5年度等級及び職制上の段階ごとの職員数」と東京都人事委員会の「東京都職員給料表」によると、「消防総監」を除いてもっとも高い階級となる「消防監」「消防正監」「消防司監」の給料月額の最高値は52万8400円です。 東京都特別区の場合、地域手当は20%のため、給料月額+地域手当は、52万8400円×120%で63万4080円となります。ボーナスを年間4.5ヶ月分で計算すると、年収は63万4080円×16.5で、およそ1046万円となり、努力次第で消防士も年収1000万円を超える可能性があることが分かります。
消防士でも年収1000万円超えられる可能性がある
消防士の給与は、配属される地域によって異なります。また初任給は、高校卒業か大学卒業かによって、3万円ほど差が生まれます。 とはいえ、昇任試験に合格し階級をアップさせることでも、年収を増やせる可能性があります。危険も伴う大変な仕事ですが、着実に階級をアップさせることで、年収1000万円を超えることもできるでしょう。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与の実態 第4表初任給 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 東京都総務局人事部 令和5年度等級及び職制上の段階ごとの職員数公安職給料表 東京都人事委員会 公安職給料表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部