【マリーゴールド】ジュリア&奈七永欠場の大ピンチも…林下詩美、エースの決意表明「大丈夫、マリーゴールドには林下詩美がいますから」【週刊プロレス】
熱狂の旗揚げ戦から一転、大ピンチ
5月20日旗揚げしたロッシー小川新団体「マリーゴールド」は24日、団体最年長のレジェンド、高橋奈七永がコロナ罹患のため5・26新木場(昼夜)を欠場すると発表。団体のエース、ジュリアが5・20後楽園で右腕骨折という重傷を負い、いきなり長期欠場を余儀なくされるなか、精神的支柱である奈七永まで戦線離脱。札止めの熱狂旗揚げ戦から一転、大ピンチを迎えた格好だ。 「ジュリア不在という穴は確かにデカ過ぎる。おまけに奈七永さんまで欠場してしまって。ピンチだと思います。でも、だからこそ、私がやります。マリーゴールドにはエース、林下詩美がいますから」 団体の緊急事態にこう力強く語ったのは林下詩美。ジュリアとともにマリーゴールド2トップと言われる25歳がエースとしての決意を新たにした。
じつは詩美も大ピンチだったマリゴ旗揚げメイン
「ジュリアと私でマリーゴールドの2本柱と言われてきたけど、ジュリアは自分からドンドン仕掛けていくタイプ。発言とか発信とか自分が苦手な分野を担ってくれていた。だけど、それはつまりジュリアに頼っていた部分でもあって。自分は自分でマイペースにやっていけばいいと思ってたけど、ピンチを迎えて、そうも言っていられない。マリーゴールドのエースとして本格的に動いていかなきゃ、頑張らなきゃって気持ちが強くあります」 正直言えば、ジュリア不在、そして詩美がひとりでエースを担わなければいけない現状に「不安」も「焦り」もある。それでも、骨折をおして旗揚げ戦を戦いぬくという伝説の残したライバルの存在が詩美の闘志に火をともす。 5・20後楽園のマリーゴールド旗揚げ戦。いまだから明かせるが、ジュリアが魂のファイトを見せたのと同じタイミングで、じつは詩美も脳震盪を起こし、不安を抱えたままファイトしていた。 試合開始から4分、180cm、90kgの大怪獣・ボジラにジュリアと詩美は2人まとめてブン投げられ、ここでジュリアは右腕を負傷したが、じつは詩美もリングを頭部に打ち付け、しばらく「頭のなかがフワフワした」状態での闘いを余儀なくされていた。プロレスにアクシデントはつきもの。結果を見てもジュリアがSareeeに負け、マリーゴールド2トップは旗揚げ戦黒星を喫してしまった。もちろん負けは悔しい。しかし詩美はそれと同じぐらい、脳震盪を起こしながら、札止め大熱狂の旗揚げを無事に戦い抜いたことへの安堵も少なからず抱いていた。
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