【東京15区補選×政局】得票数から見えた政党の勢力図とは(自民が不戦敗で失ったもの)
乙武氏については、山本氏のヒアリングでは「乙武さんが政治家になることを、みんながあんまり望んでいない」と感じたと話します。 人柄を知られていて、身体障がい者という強い属性がある乙武氏を「自分達の代表として、弱者の代弁者として、乙武さんを担ぐかというと反対ではないけど、ピンとこないという感じ」と分析しました。 根本氏については「自分の活動を皆さんに知ってもらって、表現したいという気持ちが強い人。別の形でうまく世に出てくるといいなと思う」とコメント。 8千票を取った秋元氏は「8千票止まりという人もいれば、8千票も取ったとも言える。なんかいい形で戻ってきてくれると面白いかな」と語り、福永氏は「すぐ日本からいなくなっちゃうから、もうちょっと頑張っていただいた方がいいかな」と語りました。 吉川氏については「飯山さんと同じバスケットの中からリンゴを取り合った状態」と語り、もし吉川氏が出なかったら、飯山氏は3万票超えていたのではないか?と仮説を語りました。 MC鈴木は「岩盤保守層という言い方が出てきているように、日本保守党や参政党などの強い保守層はどの位のボリュームとして見ておくべきなのでしょうか」と質問。 山本氏は「ある局面で、瞬間風速的に支持を伸ばす」のはよくある傾向だと語り、今後の課題としては、「活動を地道に長く続けられるかどうか」だと分析します。 党の運営という観点から見ると「経験を積み始めているところ」だと分析し、「幹部というか、党自体を仕切れる人がどれだけ相互の信頼関係を持って、1つの目標に向かって走っていくことができるかという、シンプルだけど大事なことが、これから問われる」と分析しました。
自民は候補者を出して負けるべきだったのか?!
MC鈴木「東京15区の総括、全体を通して一言いただけますでしょうか?」 山本氏「私個人の考えとしては、自公は候補者を出すべきだった」 「政治資金問題に関して、国民は怒っている。自公の信頼関係に隙間風が吹いている。その政治とカネの動きに対して、自民党は本当に反省をしているんですか?と問われていた」と山本氏。「反省しているということを見せるために、ちゃんと負けなきゃいけなかったと思う」とコメントしました。 負けると執行部の責任を問われますが、「あれは、みそぎでした」と言えるような予防線も張って、選挙を戦うべきだったのではないかと山本氏はまとめました。