2026年アジア・アジアパラ競技大会 名古屋市内に仮設の宿泊施設を設営する方針 愛知県・大村知事
アジア・アジアパラ競技大会の組織委員会会長を務める愛知県の大村知事は、12月11日、選手らの滞在先として名古屋市内に仮設の宿泊施設を設営する方針を明らかにしました。 この施設は2000人程度の宿泊を想定しているということです。選手の滞在としては他に、金城ふ頭に停泊予定の4000人規模のクルーズ船を活用するとしています。 すでにこの方針はアジア・オリンピック評議会、OCAの理事会で承認されていて、今後資材の調達を進めるとともに、付近の住民に対しての説明を行うということです。 組織委員会は当初、名古屋競馬場跡地に選手村を建設する予定でしたが、資材費などの高騰を受け、選手村の建設を断念しました。その後、市内のホテルを複数借り上げる計画などを立てていましたが、OCAから「選手の交流機会が減る」などと指摘され、計画の変更を迫られていました。 2026年9月の大会開催まで2年を切る中での計画変更となりましたが、大村知事は大会の準備の進捗について「淡々と粛々とやっている。順調に進んでいるのではないか」と話しています。
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