更年期の症状に悩み始めたら【ホルモン補充療法】は必要?医師に聞いてみた|美ST
美ST世代の多くが当てはまる45歳~55歳の更年期というステージ。ここから先の充実した人生のためにもここで自分自身の体を再度チェックすることが重要です。今回は、実際に更年期症状が出てきたというアラフィフの美STライター菊池の婦人科検診レポを紹介します!
気になる不調が2週間続いたら迷わず受診を!
浜中聡子先生 \ホルモン補充療法は必要?更年期の現状把握に血液検査を/ 菊池:半年ほど生理が来ず、直近2カ月はデリケートゾーンの乾燥と痒みを感じ始めました。クリームで症状は緩和していますが、ホルモンを補充して内側から治していく必要があるのか、早めに確認したいと思っています。 浜中先生:女性ホルモン値の血液検査で、ホルモン補充の必要性はわかります。ホルモン補充を必要としなくても、乾燥に悩む患者さんは多いです。粘膜部分の乾燥はトラブルになりやすいので、潤滑剤やクリームでケアし、余計な感染やトラブルを防ぐとよいですね。 菊池:早速血液検査を受けてみます! 浜中先生:更年期と向き合う準備にもなるので是非。
実際に自宅近所の婦人科で検査!果たしてその結果は??
検査は内診と採血。費用は数千円で血液検査の結果が出るまでには1週間程度かかりました。乾燥していたので、クリームとローションの外用薬が処方されました。 \ホルモン補充の必要はありませんでした!/ 女性ホルモンの各項目は全て基準値内ですが、各数値の全体的なバランスが大切だそう。ホルモン補充の積極的な適応にはならず、現状がわかり安心しました。 \ホルモン補充療法とは…/ ・経口摂取する錠剤 ・経皮による貼付剤 ・経皮によるゲル剤 ・注射 生活に支障があるような更年期症状にお悩みなら、女性ホルモンを補充する治療法も。女性ホルモン製剤は生活スタイルや体質に合わせて飲み薬・貼り薬・塗り薬など選択肢があります。
本企画ライター 菊池真理子(53歳) 女性のお悩みに関する記事を多く担当するも、自身の更年期症状は初経験。少しの変化でも検査は早めに受ける派。
浜中聡子先生 クレアージュ東京レディースドッククリニック総院長 更年期など女性のライフステージごとの悩みに対し幅広い知識と経験を持ち、患者さんからの信頼が厚い。女性薄毛治療歴10年以上の経歴もありメディアにも多数出演。 クレアージュ東京 レディースドッククリニック 東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビル北館17F 日・月休診 完全予約制 レディースドックプレミアム ¥91,300~ 2024年『美ST』3月号掲載 撮影/加治屋圭斗、渡邉明日香(A-1) イラスト/前田さつき 取材/菊池真理子 編集/増野玲奈