「すごかった」南野拓実の技術と「仕留めた」三笘薫のプレー、「よくなった」鎌田大地と守田英正の関係【インドネシアに快勝、日本代表「11月のアウェイ2戦」の大激論】(2)
■「早かった」前田大然の交代出場
――1点目は小川航基の得点ではなく、オウンゴールと記録されました。 後藤「記録としてはね。相手選手の足に当たって入ったんだから、しょうがない」 大住「でも小川は、あそこに絡んだことで気を良くしたというか、重圧から解放された感じはあったんじゃないかな」 後藤「相当、体が強いDFともしっかり戦っていたし、小川でも見劣りはしないよな、という感じだった」 大住「もっとスピードがあればな、とは思うけどね」 後藤「前田大然とはタイプが違うんだから。前田のあの速さは、とんでもないものだよ」 ――前田は後半開始から出場と、交代策は早かったですね。 大住「前半を終えてロッカールームに帰るときに、南野拓実が足を引きずっていたようなんだよね。ハーフタイムを迎えた瞬間にコーチに指示が出て、交代の準備をしていた。南野はシュートも素晴らしかったから、残念だったけど。とはいえ、前半を見ていて素晴らしかったのは鎌田だな。どこにいるべきか、今はボランチを助けるのか、あるいは前に入っていくべきなのか、という判断が素晴らしかった。すごく頭が良いのか感覚が優れているのか分からないけど、鎌田の動きでボランチも救われたし、守田が思い切って動けることにもつながっていた」
■日本が2点目を取った「時間帯」
後藤「守田と鎌田の関係が、このところ急速に良くなってきた気がする」 大住「そうかもしれないね。後半の途中には完全に疲れていたけど、それまでの鎌田のプレーは本当に良かった。個々の選手の質に、何というか深さのようなものが出てきていると感じる」 後藤「相手をよく見て、どういうポジションを取るかを皆が考えながらやっている」 大住「ボールを持って何をするというレベルじゃなくて、ゲーム全体の中で今、何をしなければいけないかを考えている。2点目を取った時間帯には、相手はケガで10人だったんだよね。申台龍(シン・テヨン監督)は選手交代の準備ができた選手を、気が変わって別の選手に切り替えた。その選手をゴール裏のウォームアップゾーンまで呼びにいって、結局、交代に4分間もかかった。日本の2点目は、その間の出来事だった。相手は10人なんだから、今取ればいいのにと思っていたら、本当に得点した。シンプルな形だったけど、しっかり決めた。そういう試合運びのうまさが、このチームには出てきたよね」
大住良之,後藤健生
【関連記事】
- ■続きはコチラ 「落ち着き払った」守田英正の3点目、「危なげなかった」遠藤航、「不安だった」最終ラインの右【インドネシアに快勝、日本代表「11月のアウェイ2戦」の大激論】(3)
- ■【画像】「どの角度から見ても完璧」堂安律の美人妻、まばゆいウエディングドレス姿と「車内密着」夫婦ショットも公開
- ■1本目はコチラ 「狙われた」三苫薫の左サイドと「ピンチを救った」鈴木彩艶、一番の敵は【インドネシアに快勝、日本代表「11月のアウェイ2戦」の大激論】(1)
- ■【画像】 “胸元”にも視線…「やけに美人」キリッと“顔面変化”の元ヤングなでしこ大宮MF仲田歩夢、シースルーバングの新ヘア公開「超絶かわいい」の声
- ■【画像】「かっこつけてる感じがウザめ」整形告白も話題、W杯で「美人すぎるサポーター」として話題のジュビロの顔、ピンク髪イメチェン近影に「オーラが凄い」「たまらん」の声