「ピンチらしいピンチもなく」池村寛世が首位発進 石川遼、河本力らが3打差9位
◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 初日(5日)◇クラブ72CC(韓国)◇7204yd(パー72) 【画像】女子は“凱旋”の古江彩佳が好スタート 日本、韓国、アジアンツアー共催大会で、日本ツアー2勝の池村寛世が首位スタートした。7バーディ、ボギーなしの7アンダー「65」で回り、地元韓国のオム・ジェオンと並んだ。 池村は「最初に雨が降っていた時も結構パットが入ってくれて、前半の最後のほうでは雨も止んで、良いプレーができた。ほとんどピンチというピンチもなかった」という。 日韓亜共催ということにも意欲をかきたてられる。「アジアンツアーにはすごく出たくて、今年もQTにはエントリーしている。韓国ツアーも盛り上がっていると聞いているし、日本ツアーがない週とかに出られたら良いなと思っている」。勝てばアジアンツアーなどのシード権が手に入るためモチベーションは高い。 6アンダーの3位にラタノン・ワナスリチャン(タイ)、5アンダーの4位に鈴木晃祐、アンソニー・クウェイルら5人。4アンダーの9位に石川遼、河本力、吉田泰基ら日本勢6人を含む17人。トップから3打差以内に25人がひしめく混戦の幕開けとなった。 「フジサンケイクラシック」から2週連続優勝のかかる平田憲聖は1アンダー57位にいる。 なお木下稜介が4番ホール(パー4)のスコア「4」を「3」とし、ゴルフ規則3.3b(3)の違反により、過少申告で失格となった。
<上位成績>
1T/-7/池村寛世、オム・ジェオン 3/-6/ラタノン・ワナスリチャン 4T/-5/鈴木晃祐、キム・ミンギュ、アンソニー・クウェイル、カン・キョンナム、ジュン・ハンミル 9T/-4/石川遼、河本力、吉田泰基、塚田陽亮、佐藤大平、片岡尚之、ソン・ヨンハン、ショーン・ノリスほか